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頭・顔の痛み、しびれ

緊張型頭痛


緊張型頭痛とは?

緊張型頭痛は、日本人に最も多く見られる慢性頭痛のひとつで、頭全体が締めつけられるような重い痛みが特徴です。肩こりや首のこりに伴って発症しやすく、デスクワークやストレスが多い方に起こりやすい傾向があります。片頭痛と異なり、日常生活はなんとか送れるものの、不快な症状が慢性的に続くケースも少なくありません。

原因

  • 長時間の同じ姿勢(パソコン作業、スマホ操作など)
  • 精神的ストレスや緊張、不安感
  • 肩・首まわりの筋肉のこりや血行不良
  • 目の疲れ(眼精疲労)
  • 歯の食いしばりや顎関節の異常

これらが複合的に影響し、頭や首・肩まわりの筋肉が緊張して痛みが発生します。

症状

  • 頭をギューッと締めつけられるような重だるい痛み
  • 後頭部~首すじ、こめかみ周辺の鈍痛
  • 肩こり、首のこり、目の疲れを伴うことが多い
  • 動いても痛みはあまり変わらない
  • 片頭痛のような吐き気や光・音への過敏さはないのが一般的

症状は数時間でおさまることもあれば、数日間続くこともあります。

治療方法

痛みをやわらげるとともに、首や肩の筋緊張を緩和し、頭痛の出にくい体づくりをサポートします。

主な治療法

  • 筋緊張に対するトリガーポイント注射神経ブロック(後頭神経ブロックなど)
  • 消炎鎮痛薬、筋弛緩薬、抗不安薬などの内服治療
  • 星状神経節ブロックによる自律神経の調整
  • 温熱療法、ストレッチ、姿勢指導などの理学療法
  • ストレス対策や睡眠改善のアドバイス

頭痛が慢性化すると痛みに敏感になりやすいため、早めの対応が肝心です。慢性的な頭の重さにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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